（通勤通学定期と高齢乗車証を使う人には全く関係ない話です。）
令和5年4/1から、従来の乗継割引に代わり、新しいポイントサービスが開始されました。
端的に言えば、乗車時の現金割引が廃止され、事後ポイント付与での還元になります。
事前登録しないと還元は受けられないので、ただの値上げになっています。
・バス→バス 150円還元
・バス→地下鉄 120円還元※
と今までよりも高還元になった反面、月額3600円以上でないと対象外になります。バスだけだと月16回、8往復乗らないといけない計算です。
※バス→地下鉄はいままでは当日乗継で適用でしたが、これも90分以内乗継になりました。
ほか、バス24時間チケット（700円）もできたということで、翌日も使えるのでこれは従来のバス券よりもお得ですね。
※バス１日券はJRもOKですが、24時間チケットはJRバスは未対応とのことです（R6年以降対応とのことだそうです）
次の大きな改正は、バス１日券の廃止ですが、令和5年9月30日が発売停止、利用期限は令和6年3月31日だそうです。ポイントサービスを登録しておけば、より便利な「24Hチケット」が使えるのでさほど問題ではありません。
観光客が京都駅でイコカを購入して即ポイントサービスに登録し、バス1日券を買うという酔狂なことをせずに素直にバス地下鉄1日券を買ってくれるかどうかで、交通局の収益とバスの混雑具合が変わってくるように思います（特に快速205とか206とか）
週末に京都駅方面に出かけるとき、敢えて片道バス片道地下鉄で乗継割引きかせて乗るような吝嗇家な筆者は、おとなしく24枚綴りの市バス回数券を買おうと思います。
