少し前のことになりますが、今月26日に閉幕した大阪松竹座「六月花形歌舞伎」を観に行ってきました。
演目は通し狂言「鯉つかみ」
今何かと話題の片岡愛之助さんが座長を勤めます。
公演初日に行ったので、愛之助さんが劇場前挨拶をするということで、開演1時間前から人だかり。
たまたま通りがかった方も多かったようです。
番付を購入したら、先着順ですが桃屋のメンマが付いてきました。
舞台の進行にあわせて解説をしてくれるイヤホンガイドも大人気でした。
最初から最後まで全幕通しで上演され、話の筋がわかりやすい通し狂言。
本水を使った立廻りをはじめ、宙乗り、12役の早変わりとエンターテインメントにあふれていて、あっという間に時間が過ぎていきました。
日本の夏は、湿度が高くじめっと暑い。
冷房のなかった時代、少しでも「涼しげな気分」を求め、夏芝居を楽しんだそうです。
“鯉つかみには、劇場を「涼しげな気分」で満たそうとした演劇人たちの知恵と努力が詰まっているのだ”
まさしく涼しげな気分を味わえる、楽しい演目でした。
来月は、新橋演舞場まで歌舞伎NEXT「阿弖流為」を観に行きます!
でも実は、チケットを取ったあとで大阪公演が発表されました。とほほ・・・。