5月も半ばを過ぎたというのに、未だ家のこたつに布団がかかっています。
たまに涼しい日があるから片し難いと話していたのは先週のこと。いきなり暑くなってきました。
季節の移ろいがあるような無いような、少しさみしく思います。
食物の旬もますます曖昧になってしまうのでしょうか…
この時期に食べたくなるのは豆ごはん。
スーパーなどで「豆ごはんに!」という宣伝文句に釣られてついつい購入してしまいます。
この豆、私は勝手にえんどう豆だと思っていたのですが、
えんどう豆ってそもそも何?
グリーンピースは?絹さやは?スナップエンドウは?
どこからか、ぼーっと生きてるんじゃないと叱り声が聞こえてくるようです。
結論からいうと、グリーンピースも絹さやもスナップエンドウも全てえんどう豆。
どれもマメ科エンドウ属で、それぞれ品種が違うそうです。
その中でも大別すると、未熟なさやを早く収穫して食べるさやえんどうと、さやの中の実だけを食べる実えんどうの2種類。
さやえんどうの中で最もポピュラーなのが絹さやえんどう。
スナップエンドウはアメリカ原産で、近年になって輸入されるようになった品種とのこと。
他に、オランダさやえんどう(オランダ豆)や砂糖さやえんどうなどがあります。
一方、実えんどうの代表といえばグリーンピース。
私が豆ごはんで食べていたのはうすいえんどう。和歌山が産地で、関西圏に広く流通しています。
他にもツタンカーメンのえんどう豆などが実えんどうの一種に挙げられます。
余談ですがエンドウの若菜は豆苗。
中国から伝わってきた食べ方だそうです。
正しく知ることを楽しみながら、美味しく旬をいただきました!