空梅雨かと思っていたら豪雨。
夢の9秒台が期待されていた男子100mも雨の中の出走と、生憎のコンディションは残念でしたね。
さてそんな大雨の中ではありましたが、名古屋平成中村座へ。
初代勘三郎の生まれ故郷と伝えられる名古屋での公演、流石気合の入った演目が並び、歌舞伎の醍醐味を堪能できます。
中村座お得意の借景では、開け放たれた舞台の奥に名古屋城二之丸広場の景色。
雨に濡れた緑が映え、より綺麗に感じました。
また、会場の入口には
『十八代目中村勘三郎丈が平成中村座とご来場の皆様方を、館内・外の十八ヶ所より見守っております』
の貼紙が。
早速探してみたところ、定式幕や花道をはじめ、其処彼処に目!
隅から隅まで楽しめる、こんな遊び心も中村座ならではのこと。
このように毎回趣向を凝らして迎えてくれる平成中村座。
次はどんな世界へ誘ってくれるのか、今から楽しみです。